世界的潮流となっているSDGS(国連持続可能な開発目標)の観点から、ビニール(プラスチック)壁紙偏重の市場動向を転換する時期に来ています。なぜなら、ビニール壁紙を廃棄する場合、環境への負荷問題が多く発生しSDGSの理念に合致しません。今後は地球環境に害を及ぼさず、地球に優しい自然由来原料である弊社主力商品の様な紙原料の紙織物壁紙や麻やコットン織物生地などを素材とした繊維系織物壁紙のような壁紙が主流となるべきであると考えています。
弊社の強みは上述の自然素材を原料とした紙織物壁紙及び麻、レーヨン、綿繊維系織物壁紙をファブレスで最終製品まで国内で一貫して製造できます。上記ファブレスの意味は、弊社所有の紙糸製造機、織機、更に壁紙製造ラミネート機などの製造機械を各サプライチェーンに設置して製造を行っているという事です。織物壁紙を一貫して製造できるメーカーは日本にごくわずかしかありません。
今後もファブレスで希少性や独自性を生かした製品を製造していくつもりです。
代表取締役 小川深一郎
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